毎日、自衛隊や消防が原発の冷却のために
海水くみ上げ放水作戦を遂行しているわけで。
出勤したその足で現地に向かうことになった隊員も居るらしく。
隊員はもとより、家に残された妻子にとっても
覚悟を決めなきゃいけない瞬間があったんだろうかと思う。
そんな現場に対して、『速やかにやらないと処分する』だとか
恫喝まがいの放言をした大臣が居るとか居ないとか。
原発対応も、救出作業も、復旧作業も、物資支援も
すべてを実行部隊である現場作業員が担うのは
ある種、必然的ではあるものの
指揮命令する立場が実行部隊をまるで使い捨てのように
扱うのであれば、それは現場が報われない。
JB PRESSに掲載された自衛官の手記にある一文が
現場に動員されている作業員全体の心情を表している様に思える。